雨ニモマケズ |
2009-07-06 Mon 21:20
私は、宮沢賢治が大好きで…。
『銀河鉄道の夜』や『どんぐりと山猫』など 素朴で優しい視線の、作品が好きなのですが 『雨ニモ…』は、力強く土臭く、人間味が溢れすぎて こんな綺麗な人間がいる訳がない…なんて、へそまがりな事を 同時に思ってしまって、心が痛くなります。 なのに最近、呪文のように『雨ニモ』が脳内に 響くようになりました。 …たま~に、CMソングや懐メロが 頭に浮かんじゃうことありませんか? そんな感じで… みんなに、でくのぼうって呼ばれる人、 そんな人に『私はなりたい』と言う。 お人好しで、周囲に軽んじられてる人になりたいとは…。 出来た人だと。。。 私は元来、お人好しな方なので、 逆に人に軽んじられないしっかりした人間になりたいって 思ってたんです。 でも、ちょっと最近違う印象がわいてきました. 幸せの基準って人それぞれあると思います。 お金があればしあわせ… 美味しいものが食べられたらしあわせ… 仕事が順調にいくしあわせ… 綺麗でいられたらしあわせ… 家族が平和であればしあわせ… 毎日笑っていられたらしあわせ… 素敵な人と巡り会えたらしあわせ… たくさん、たくさんありすぎて 人がそれをもっていると ついつい、どれも欲しくなってしまう。 …そんな私自身がいました。 いつも誰かが羨ましく 自分が満たされない気分 ![]() この詩の中の『私』は きっと私と同じ気分だったのでは? なんて思います。 『自分にとっての幸せってそんなんだったっけ?』って。 周りから どう思われようと 軽んじられたとしても、 その生き方を貫ける人。周りの価値観に流されない人。 そういう人に『私』はなりたいってことなのかなって。 この詩が教えてくれた気がしました。 だったら素敵だし 私もそういう人になりたい。 世間の幸せの基準がどうであれ 本当は私どうしたい? それを追える人でありたい って …あくまで理想ですが… ![]()
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