偏愛 |
2023-06-01 Thu 23:48
40代になって皆川博子という小説家を 知ったのだけど 彼女の表現する世界が好みすぎて 彼女のすすめる他の作家の小説を読み さらにその作家にはまるというループを繰り返してる 私はただホラーやミステリー好きなのかと思いきや スプラッターなど見た目に残酷なものは あまり好まないし お化けや妖怪に興味は無い リングとかリング0の貞子は好き♡ 厳密にハッキリ明瞭な 電車の時刻を気にするような ミステリーはあまり好きではない というかトリックを理解できなかったりする(笑) あくまで雰囲気を楽しみたいのである 一番近いのは幻想小説なのか ファンタジーになるとまたちょっと違う ゴシック、バロック、退廃、狂気、背徳、陰惨、高貴なもんが 好きなんだけど 絵とかも色々好きだけど ときめくのはラファエル前派みたいな古い雰囲気のあるもの 音楽もクラシック… 最近はクラシックとテクノ⁈民族音楽?みたいな 賢者のプロペラをエンドレス… 頭痛関係なしに癖になってしまった💦 気になって平沢進さんのLive映像をみたら まさかのお一人で歌ってらしてびっくりした次第。 そして、なんか好きになってしまった 皆川さんの聖女の島を読みながら聴いてたら 壮大な狂気を感じた… 私的にこの小説のテーマソングになってしまった 本当は千年女優というアニメ作品に使われたようなので 一度観てみたい 最近は皆川先生オススメの赤江瀑にハマっている 彼の作品こそ幻想小説という感じがする 小学生の時にオスカー・ワイルドの ドリアングレイの肖像という妖しい本を読んで以来 私の中で何かが芽生えてしまった 皆川さんのインタビュー記事を読んで ホームズよりカーやポーが好きとあり めっちゃわかる‼︎と 同じく小学生の時にハマったそのあたり… 免疫みたいな感じで そういう洗礼を受けると そこに魅力を感じてしまうと もうダメなんだろうなぁ…と感じる(笑) たぶん一番最初に読んだのが 猫舌男爵…短編集だったけど もっと初期のものを読んでたら ハマってなかったかもしれない 西洋を舞台にした長編は もう、ただただ この世に産まれてきてくれて ありがとうございます皆川先生様!🙇♀️🙇♀️🙇♀️ …という感じで 読むのがもったいない本ばかりだった 日本を舞台にした歌舞伎や能の物語りも多く読んだけど どれもやはり皆川ワールドで面白かった 西洋や中国舞台は グロテスクさにおいて また別格というか 良い意味で常軌を逸してて ただただ好き(*´꒳`*) 宦官、纒足、カストラート… 皆川作品まだまだ未読があるけど 読み尽くした暁には また最初から再読したい その繰り返しで生きられたら幸せだ 6月空席状況 アロマヒーリングはちみつホームページ スポンサーサイト
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